無職でもお金を借りることはできる!正しい知識と落とし穴

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現在日本にあるキャッシング会社のほとんどは、『安定収入があること』というのが最低条件になっています。

安定収入というのは、毎月振り込まれている一定額の収入という意味で、ここには年金などは含まれません。

つまり、事業収入や不動産収入、給料などのみが当てはまるため、基本的には無職だと金融機関からお金を借りることは極めて困難なのです。

しかし、そんな人でも実は借り入れできる可能性があります。

今まで無職だからという理由で借り入れをあきらめていた人は、ぜひこの記事を参考にして借り入れを成功させてみてください。

これに当てはまっていれば借りれる可能性大!

なにはともあれ、結論から書いておきます。まずは以下をチェックしてみてください。このいずれかに該当する場合には無色であっても借り入れできる可能性が高いです。

  • 不動産や株(有価証券)などの資産を保有している
  • キャッシング枠付きのクレジットカードを持っている
  • 年金受給者で満70歳以下
  • 生命保険に加入している
  • 失業など生活に困窮していることが証明でき、本人確認書類を提出できる(住居が国内にある)

この項目のいずれかひとつでも該当する場合には、たとえ無職であってもお金を借りられる可能性がありますので、このまま読み進めてください。

方法1:キャッシング枠付きのクレジットカード

単純な方法ですが、意外と気付いていない人も多いです。もし、有職中にキャッシング枠付きのクレジットカードを作っておいたという場合にはそれを利用しましょう。

10万円や20万円程度の金額であれば大手消費者金融から借り入れるのと大差ありません。しかし、金額が大きくなっても年率はそれほど下がらないという特徴がありますので、大きな金額を借り入れる場合にはあまりおすすめできません。(キャッシング枠自体がそれほど大きくないことも多い)

方法2:資産を担保にお金を借りる

土地や不動産などの資産を担保にして金融機関からお金を借りる方法です。いわゆる、資産を抵当に入れて融資を受ける方法になります。

融資を受けるために担保に入れられる資産には不動産や土地、有価証券(株券)、ゴルフの会員権などがあります。これらは一律に『これくらいの担保があれば〇〇万円借りられる』というようなものではないため、それぞれの金融機関に確認することが大切です。

この借り入れ方法は原則として銀行でしか使えないため、審査はそれなりに厳しいと思っておいたほうがいいでしょう。

土地や不動産を担保にお金を借りる方法については、無職でも可能?土地を担保にお金借りる方法とはという記事で詳しく解説しています。

無職だけど高齢で土地などの不動産を所有しているという場合には、リバースモーゲージという制度も活用することができます。このリバースモーゲージについても上の記事で紹介していますので参考にしてみてください。

方法3:年金収入でも借りられる『みずほ』と『レイク』

冒頭にも買いたように、一般的なキャッシング会社の審査基準には『安定収入があること』という条件があります。そして、この安定収入には年金や生活保護費などは含まれないということは解説しました。

しかし、実は大手キャッシング会社のなかにも年金収入だけで借り入れをすることができる企業が存在しているんです。

それが『新生銀行カードローン レイク』『みずほ銀行カードローン』の2つです。

ただし、注意したいのは年齢制限です。レイクの場合は『70歳以下』ですが、みずほ銀行の場合は『65歳以下』となっています。

年金のなかでももっとも一般的な老齢基礎年金の受給開始年齢は65歳からですので、老齢基礎年金の受給者は実質レイクのみが対象となります。

みずほ銀行は年金といっても老齢基礎年金を想定しているわけではなく、障害基礎年金や遺族基礎年金などを想定しています。

方法4:年金を担保にお金を借りる『年金担保融資』

老齢年金受給者でお金を借りたいという場合、レイク以外にも方法があります。それは公的機関のサービスを利用する方法です。

具体的には、独立行政法人福祉医療機構(WAM)政策金融公庫の年金担保貸付の制度を利用する方法になります。

原則として日本では年金を担保にしたお金の貸し付けというものは法律で禁止されていますが、この2つは例外的に認められているのです。

ただし、この2つのうち政策金融公庫の年金担保貸付は共済年金などを対象としているのが基本なので、老齢年金を担保にしてお金を借りたいという場合には独立行政法人福祉医療機構(WAM)からの借り入れを検討することになるでしょう。

独立行政法人福祉医療機構(WAM)の最大のメリットは低金利であること。一般的な消費者金融よりも低金利で、年金担保の場合には1.8%が基本になっています。

一方、デメリットは融資までの審査が厳しく長いこと。最低でも1か月程度はかかると思っていたほうがいいでしょう。

※2019年1月現在はこの制度が利用できますが、廃止も検討されている制度です。利用を考えている場合にはなるべく早く決断したほうがいいでしょう。

方法5:生命保険加入者ならば『生命保険契約者貸付制度』

大手生命保険会社の多くは、生命保険の解約返戻金を担保にしてお金を借りられる制度を設けています。

この制度最大のメリットは、なんといっても審査がないこと。生命保険に加入していて、解約返戻金をもらう資格があるというだけで無審査でお金を借りられる可能性があるのです。

また、金利が低いというのも大きなメリットです。年金担保貸付に比べるとやや高くはなるものの、平均5%程度とかなり低めに設定されています。

一方、デメリットも当然存在しています。注意しなければならないのは、金利が複利計算であることと、場合によっては生命保険を解約させられてしまう可能性があることです。

生命保険の契約者貸付では、借入額と利息の合計金額が解約返戻金の額を超えてしまった場合、強制的に解約扱いになります。今までかけてきた生命保険の契約自体が無効になってしまいますので、制度を利用する場合には十分注意しましょう。

方法6:生活に困窮して人並みの生活を送れないという場合は『総合支援資金』

年金ももらっていない。生命保険にも加入していない。

そんな場合でも借りられる最後の手段が『総合支援資金』です。

『総合支援資金』というのは、現在無職で生活を送ることすら困難な状況にある人に対してお金を貸し付けてくれる公的な制度です。金利も低く、保証人がいない場合でも1.5%程度に抑えられています。

制度上のデメリットは特にありませんが、審査が下りるのは決して簡単ではありません。

地方自治体の窓口などで行われている「自立相談支援事業」を利用し、相談をすることから始めます。明確な審査の基準はなく、相談してみて『人並みの生活を送ること自体が困難だ』と認められた場合に融資がおります。

相談から融資完了までの期間はおおむね1か月程度が多いようです。

お金を作る際に必ず注意すべきポイント

無職で今すぐお金を作らなければならない!という状況になると、『手段を選んでいる暇なんてない』と良からぬ手段を取ってしまう可能性があります。

そういう人に対して甘い罠を仕掛けてくる悪徳業者も多いので、自分の身を守るためにも、事前に正しい知識を身に着けておくことが大切です。

以下、無職の人が陥りやすい注意点をまとめておきましたので目を通しておきましょう。

ショッピング枠の現金化は絶対にしてはダメ

『クレジットカードは持っているけどキャッシング枠がない。』

そんな人が陥りやすいのがショッピング枠の現金化です。

例えば、クレジットカードの枠が30万円であった場合、その枠内で金券などを購入し現金に換金してもらうことができます。

一見すると何の問題もないように思えますし、事実法律的には何の問題もありません。しかし、注意しなければならないのはクレジットカード会社の規約には完全に違反しているということです。

規約に違反しているということは、クレジットカードの会員資格が失われ、その上そのカード会社のブラックリストに載ってしまうということです。

実際に現金化を利用し、クレジットカード会社からばれてしまい、会員資格をはく奪されただけでなく新しくクレジットカードを作ることすらできなくなってしまったという人は後を絶ちません。

このような業者は近年増加傾向にありますので、利用しないように注意しましょう。

アリバイ会社の利用などもダメ

無職の人はカードローンの審査に通らないため、アリバイ会社の利用を考える人もなかにはいます。

アリバイ会社というのは、その名の通りアリバイを作ってくれる会社です。カードローンの審査だけではなく、クレジットカードの申し込みや不動産の契約などに関してもアリバイの作成を行っています。

このアリバイ会社を使って本当は無職なのに架空の会社を作り上げ、そこで働いているように見せかけるわけですね。

冷静に判断すればわかることですが、これは列記とした犯罪です。詐欺罪や公文書偽造罪などに問われる可能性もあり、非常に危険です。2011年には実際に逮捕例も出ていますので注意しましょう。

2011年9月7日、北海道警は「アリバイ.com」を運営する○○容疑者(32)ら2人を、地方税法違反で逮捕。
これは詐欺グループが、「アリバイ.com」を利用していたので、その詐欺グループの走査線上に浮上して逮捕に至る。

派遣社員であれば大丈夫って本当?

ネット上でよく語られる裏ワザとして、『実際に働いていなくても派遣登録さえすれば審査に通る』というものがあります。

理屈としては、派遣登録さえすれば勤務先として派遣会社の名前を書くことができるため審査に通過するというものですが、これも結論から言えば不可能です。

冷静に考えればわかりますが、勤務先を書くことができたとしても、実際に働いていなければ安定した収入があることを証明することができません。

そして、ほとんどのキャッシング会社では派遣社員の人にしたいしては派遣先の企業も書かされることが多いため、実際に働いていない場合にはほぼ不可能といって間違いありません。

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